座談会陸回目
季節は十二月…冬
音々:ふい〜流石に冬は寒いな
音々:特に朝はきついな……
音々:…てか、なんで廊下がこんなに寒いんだ?何時もならもっと暖かいはずなんだが…って
音々:なんじゃこりゃぁ!!!
辺り一面の雪景色
水橋:よう、音々、おはよう
音々:おはようじゃねぇよ!なんなんだよこの雪景色は!?
水橋:いや冬だから
音々:いや、冬だからって屋敷全体が雪だらけはおかしいだろ!それに寒いし歩きづらいだろ!
水橋:そうか?そんなんでもないが
音々:そりゃお前だけだ!
水橋:そうか、まぁいいや、音々も準備するの手伝え
音々:はぁ!?準備ってなんだよ
水橋:とりあえず手伝え
音々:……
………
音々……で、結局何の準備しているんだ?なんだか訳の解らない物大量に出して
水橋:イベント
音々:(なんのイベントだよ……)
音々:で、指鳴らす度に何かの材料が出てくるのは何故だ?
水橋:?俺の能力、言ってなかったか?
音々:「空間の制御」とは聞いていたがどんな能力かは聞いてないし見たこと無い。
水橋:じゃあせっかくだから今から説明してやるよ
音々:いや、別にいい
水橋:まず、俺の操る空間というのはな
音々:(無視しやがった!)
水橋:空間というのはまず、物体などが存在する場所のことを指す
水橋:その物質の中に人間や生物なども入る
水橋:そして、俺はその物質などが存在する「空間」に侵入・介入することができる
水橋:言い換えれば、俺はほぼ世界を支配しているといっても過言ではない。
音々:………
水橋:どうした?音々
音々:余りのスケールのでかさとこんな男にそんな能力があったのかと思うと目眩がして…
水橋:結構酷いな……で、その能力の基本が、これだ
パチン
音々:……何これ?
水橋:結界みたいなもんだ、これに俺は属性を付加することもできる
音々:どんなのだ?
水橋:この空間と別の空間を入れ替えたり、別の空間とつなげたり……
…この空間の中のものをこの世に存在しなかったことにもできる
音々:なっ……
水橋:まあ言うなれば「神」の様な力を手に入れたもんだ。
音々:…………
水橋:どうした?
音々:余りの(ry
龍星:おい水橋少々確認を取ってもらっても良いか?
水橋:あぁ今行く
音々:あっ、水橋……
音々:……………
音々:……………
音々:この山ほどある訳の解らない材料の山はどうするつもりだ!?